Evidence status: 安全対策・適正使用情報/新規承認ではない
PMDAが伝えたこと
PMDAは2026年10月30日、GLP-1受容体作動薬とGIP/GLP-1受容体作動薬の適正使用情報を掲載しました。一部医療機関で、2型糖尿病や肥満症の治療目的以外に美容・痩身目的で使用されている実態を踏まえた注意喚起です。
適応外使用の境界
美容・痩身目的の適応外使用について、安全性と有効性は確認されていません。承認された効能・効果、用法・用量に従う必要があります。これは製品の承認取消や全GLP-1薬の使用禁止ではありません。
ケトーシス関連報告
過度な食事制限下で薬剤を使用し、頻回の嘔吐で動けなくなり救急搬送され、ケトーシスと診断された報告が複数あります。悪化するとケトアシドーシスへ進み、意識障害など生命にかかわる状態となる可能性があります。
そのほかのリスク
低血糖、急性膵炎、悪心、嘔吐、下痢なども注意対象です。嘔吐や食事・水分が取れない症状がある場合は、医療機関へ速やかに相談する必要があります。
国際患者・健康管理
相談時は製品名、日本での承認適応、処方医、用量、検査、食事計画、併用薬、フォロー体制を確認します。広告上の減量幅だけで医療機関を選ぶべきではありません。
