VETERINARY CARDIOLOGY

犬の僧帽弁閉鎖不全症:日本の専門施設へ紹介する前の準備

施設の「有名さ」ではなく、対応範囲と紹介目的をそろえて判断するための実務ガイドです。

更新 2026.10.01一次情報確認済み研究段階を明記
動物病院の超音波検査室
飼い主提供の実際の動物医療施設写真。施設名・撮影条件は個別確認が必要です。

紹介を考えるサイン

咳、呼吸の速さ、失神、運動不耐、胸水・肺水腫が疑われる場合は、記事より先にかかりつけ獣医師へ相談してください。東京大学動物医療センター循環器科は、僧帽弁閉鎖不全症、心筋症、先天性疾患、不整脈に対応し、必要時は他施設の選択肢も提案すると案内しています。

初診前にそろえる資料

  • 紹介状と現在の投薬一覧
  • 心エコー、胸部X線、心電図、血液検査のデータ
  • 安静時呼吸数、咳・失神の動画、体重推移
  • 内科管理、外科相談、セカンドオピニオンの希望

「手術できる施設」だけで決めない

施設によって対応範囲が異なります。東京大学は内科診療と一部外科に対応し、カテーテル治療と開心術は他施設を提案すると明記しています。JASMINEは人工心肺を用いる開心術やカテーテル治療を案内しています。適応は病期だけでなく、年齢、併存疾患、麻酔リスク、通院・術後管理、家族の希望を含めて判断されます。

FAQ

紹介状は必要ですか?

施設ごとに予約・紹介条件が異なるため、公式案内を確認し、まずかかりつけ医へ相談してください。

海外から直接受診できますか?

医療予約とは別に、日本入国の動物検疫手続が必要です。実施可否は施設へ事前確認してください。