SECOND OPINION / INTERNATIONAL

海外から日本のがん専門医に相談するには

国立がん研究センター中央病院が案内する「海外オンライン・セカンドオピニオン」を、海外在住患者の視点から整理します。

がん海外患者セカンドオピニオン更新 2026.09.21

来日前に、治療方針について意見を求める選択肢

海外で治療中の患者が、日本のがん専門医の意見を聞きたい場合、必ずしも最初から来日する必要があるとは限りません。国立がん研究センター中央病院は、外国人患者や海外在住の日本人患者向けに、対面のセカンドオピニオンに加えて「海外オンライン・セカンドオピニオン」を案内しています。

セカンドオピニオンは、現在の診断や治療方針について別の医師の意見を聞く仕組みです。転院や治療の実施そのものとは目的が異なります。

海外オンライン相談で確認しておきたいポイント

1. 医療資料は日本語での準備が基本

中央病院の公式案内では、紹介状(診療情報提供書)は日本語で記載されていることが求められています。外国語の紹介状や検査結果については、日本語訳の準備が必要です。海外患者では、画像データ、病理情報、治療歴なども含め、相談前の資料整理が重要になります。

2. 海外在住者向けオンライン相談の費用

公式案内では、海外オンライン・セカンドオピニオンは132,000円(税込)とされています。海外在住者については、日本の公的保険の有無にかかわらず同額と案内されています。料金・条件は変更される可能性があるため、申込時に最新情報を確認してください。

3. 「相談」と「日本で治療を受けること」は別

セカンドオピニオンを受けたことが、そのまま治療受入れや転院を意味するわけではありません。相談後に日本での診療を希望する場合は、病状、診療科、受入れ条件などを改めて確認する必要があります。

海外患者が先に整理しておきたい資料

  • 現在の診断名とこれまでの治療経過
  • 紹介状・診療情報提供書
  • CT・MRIなどの画像データ
  • 病理診断結果や必要に応じた病理標本情報
  • 血液検査、遺伝子検査など関連する検査結果
  • 現在の主治医に確認したい質問

LINK MTの考え方

海外患者にとって重要なのは、「有名な病院を探す」ことだけではなく、相談目的を明確にし、必要な医療情報を正確に揃え、適切な窓口につなぐことです。LINK MTでは、国立がん研究センターなど医療機関の一次情報を起点に、海外患者が日本の医療情報を理解するための情報を整理していきます。

重要:本記事は一般的な情報提供を目的としています。セカンドオピニオンの実施可否、診療・治療の受入れを保証するものではありません。実際の申込みや医療判断は、医療機関の最新公式情報および担当医の判断をご確認ください。

関連:日本でセカンドオピニオンを受ける前に確認したいこと →

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