8段階の「プレポア」を観察
京都大学と京都産業大学の共同研究は、イオタ毒素の膜結合成分Ibが7量体を作り、細胞膜へ孔を開ける途中のPrepore IからVIIIまで8種類の構造をクライオ電子顕微鏡で捉えました。
何が新しいか
7分子が同時に変化するのではなく、隣り合う分子へ順番に変化が伝わる「ドミノ倒し」型の成熟機構が示されました。Φクランプ形成が完成ポアへの重要なチェックポイントである可能性があります。
研究段階:構造生物学の基礎研究で、感染症治療薬が承認されたという発表ではありません。
FAQ
新しい抗菌薬ですか?
いいえ。毒素の構造変化を明らかにした基礎研究です。
臨床応用は始まっていますか?
今回の発表は臨床試験や承認治療の開始を示すものではありません。