MULTIPLE MYELOMA / BCMA CAR-T / PHASE 1

多発性骨髄腫:anito-cel第I相で高い奏効率、まだ承認治療ではない

小規模な第I相試験で高い奏効率が報告されましたが、これは承認を意味しません。初期試験として期待と限界を分けて読む必要があります。

多発性骨髄腫BCMA CAR-Tanito-cel第I相更新 2026.09.24

第I相で報告された結果

40人が登録され38人が治療を受け、治療を受けた38人全員が反応し、79%が完全奏効と報告されました。追跡中央値は38.1か月、無増悪生存期間中央値は30.2か月、36か月全生存率は65%でした。

安全性は軽視できない

グレード3以上の有害事象は97%に認められました。推奨用量群ではサイトカイン放出症候群の多くはグレード1-2でしたが、CAR-T療法では神経毒性や感染などを含め専門施設での管理が必要です。

どう読むべきか

症例数が少ない初期相試験で、企業資金提供を受けた研究です。今後のより大きな試験で再現性、安全性、既存CAR-Tとの位置づけを確認する必要があります。

重要:第I相試験の好結果を「新薬承認」や「治癒率」と表現することはできません。

医療情報一覧へ →

日本でのセカンドオピニオンの基本 →

← LINK MTトップへ